じてんしゃと満員電車。
ずいぶんと暖かくなってきて、少しづつ身体も心も身軽になってきた。
最近は毎朝と夕方に自転車に乗るのがとても気持ちいい。
会社までの道のりはいつもじてんしゃ。
東京にでてきて3年近くが経とうとしているのに、
どうしても電車に慣れない。
電車に乗るというのは、
まるでどこかすごく遠いところに行く様なものだと、
大人になるまでおもっていた。
イメージする風景は、田んぼだったり山の中を通る電車。
ちなみに、わたしの地元だと電車とはいわなくて、
みんな汽車っていう。
だから、なんとなく特別な乗り物で、
乗る時にはどきどきわくわくするものが電車だと思っていたら、
都会の電車はみんなの日常。
決して満員電車が好きな人はいないだろうけど、
どうしてもぎゅうぎゅう詰めの電車は息が詰まりそうで、
なんど乗っても慣れない。
同じ満員電車でも、
インドの電車は窓がない分、風通しがよくって、
景色がとてもローカルで、息が詰まりそうな気持ちにはならなかったから、
不思議だなって思う。