産むということ。
高知へ里帰りした当初は逆子になっていたこともあり、
自然分娩か帝王切開かということでしたが、
赤ちゃんは意外とすんなり正しい場所に戻ってきてくれました。
妊婦生活も間もなく終わり。
本当につわりや腰痛に悩まされることもなく、
自分でもびっくりするくらいいつも通りの生活をすることが出来ました。
臨月に入って以降の検診でも特に問題がないようで、
先生から助産師外来だけでいいよーという言葉をもらって、
予定日までは助産師外来のみとなりそうです。
出産に対する考え方は人ぞれぞれで、
わたしもここに来るまで自分でいろいろ調べたり、
周りに聞いたりしながら手探りの中でのことでしたが、
後は自然に元気な赤ちゃんが生まれてくるのを待つのみ。
自分でも不思議なくらい陣痛やお産に対する恐怖や、
産後への大きな不安感もなく過ごしています。
少し前に「産む」という本を読みました。
高知の助産院で出産された方々の体験やその時の気持ちが書かれている本です。
夫や子どもたちに立ち会ってもらいたい。
出来ればお家で出産したいとか。
最初は病院で検診を受けて、
当たり前のように分娩台で出産してと思っていたけれど、
今回の出産に際し、
本当に「産む」ということに対していろいろ勉強をさせられました。
実家で母に習いながら作っていた手縫いで肌着もなんとか5枚仕上がりました。
さすがに全部手作りという訳にはいかないものの、
昔のお母さんたちはこうやって子どもの衣服を手縫いしていたんだなと思うと、
なんだかとっても頭が下がります。
我が子との対面まであと少し。
ちゃんと母体の健康管理をしながら、
リラックスしてお産できるように残りの時間をゆっくり過ごしたいと思います。