春の味覚〜
高知の生活も後少し。。。
1月からかぞえて丸々3ヶ月以上。
ひさしぶりの実家滞在は良い面もあれば、
億劫に感じることも。
私の実家は母方が自営業を営んでいることもあって、
専業主婦の母を含め、姉も兄も昼間は自宅にいる。
唯一会社勤めの父も60歳を過ぎても夜勤勤務を続けていて、
朝夜勤明けで帰ってきて、夕方ごはんを食べてから出勤というスタイル。
という訳で、昼間は毎日家族全員そろっている。
加えて、仕事を手伝ってくれている母方の従兄弟や、
近所でこれまた個人事業をしている伯父も毎日のようにやってくるから、
よく言えばにぎやかで、まあなんとも騒々しい。。
実家で一緒に暮らしている甥っ子2人も加わればさらにパワーアップ。
実際、三十路近くにもなってこんなに毎日家族全員が顔を合わせてごはんを食べるなんて、
思っても見なかった。。。笑
母乳育児ということもあって、何かと食事制限が多い。
自営業を手伝っている姉はせっせと毎日いろんなものを振る舞ってくれるのだけれど、
高知でしかお目にかかれないのが「イタドリ」
山菜というべきか雑草というべきか。
もちろん高知だけでなく、きっと東京にもどこかには生えていると思う。。
高知の場合はみんながこぞって取りにいくので、
むしろなかなか手に入らず、
姉は毎年淡路島までこの雑草ならぬ春の山菜を取りにいったくらい。。
最近は10年ほど前から庭の空き地で栽培?していたイタドリが収穫できるようになり、
あちこちいかず庭先で取れるようになっている。
食べるまでには、皮はいだり、塩揉みしたりめんどくさい作業が入るのだけれど、
個人的には同じく春の味覚の「ふき」「たけのこ」よりも大好きで、
煮物やら、炒め物にして出してくれる。
ただ他県の人からすれば「イタドリ」はやっぱり道ばたに生えてるもの。
という存在で、料理して食べる人はなかなかいないみたい。。
こんなに美味しいのに。