ヨガと暮らしの記録

東京でヨガを学びながら、子育てをしています。

ヨガをすること Abhyasa-Vairagyam 

私たちの心は幸せを求めて、

一生懸命外側に繋がろうとする。

例えば、、、

テレビを見るとか、携帯で情報収集するとか。

周りの評価を気にするとか。

 

でも本当の幸せは自分の内側にあるという事。

ヨガスートラやバガヴァットギータなどの書物は、

そうではないと数千年も前から私たちに伝えてくれている。

なのに、やっぱり私たちは外側に繋がって幸せを探そうとする。 

 

 

ヨーガスートラの中にAbhyasa-Vairagyamという言葉。

この二つは相互にとても大切な意味を持っていて、

私の大きな課題でもある言葉。

 

Abhyasaという言葉は、

練習や行動と訳されます。

 

Vairagyamはここでは執着を切ると訳します。

 

ヨーガスートラの中では

Abyasa Vairagyam Tan Nirodhah (ヨーガスートラ1−12)

 

と説かれていて、

練習をし、執着が無い状態それがNirodha

”Nirodhaは(マインドに支配されていない深い瞑想・集中)”

 

 

バガバットギータの中でも、

このAbyasa と Vairagyamのコンセプトは説かれていて、

 

結果に執着をしないで行動する人は真のヨギである

(バガバットギータ6−1)

 

 

先日、ヨガ用のクッションを作りたくて、

手芸作家の友人に、レクチャーを受けるため遠出をしてきました。

ミシンなんで15年ぶり。

一つ一つ丁寧に友人は教えてくれて、

途中までしか作業は進まなかったけど、

とても気持ちの良い時間を過ごす事ができて、満足のいく物ができた。

 

もし私が完成品を作る事ばかりに執着して作業をしていたら、

時間を気にして焦っていただろうし、

完成しないとわかった時、落胆していたかもしれない

 

けど、単純に純粋に作業が楽しかったし、

あっという間に時間は過ぎてしまって、

完成したクッションを持ち帰る事は出来なかったけど、

私はそれ以上ものを手に出来たと思っている。

 

ヨガをするということ、

それは日常において、結果に執着をせず、行動する事。

 

 

そんな何か自分が行動している時に、

その瞬間を、真に楽しみ、学び、丁寧に行った結果、

手に出来る満足感や喜びの中に

 

ヨガがあり、

 

 

旅行に行った旅先で、

ごはんを作っている過程で、

子育ての途中で、

 

もっともっとヨガを見つけ、

Abhyasa(練習)を行っていきたいと。

今少し、先生の事が理解できたようなきがして、

素直に私の心が喜んでいます。

 

 

TKVデシカチャー先生のコメント。

Karma is Abyasa。 (Action is Practice)

 

#バガバットギータ

#ヨーガスートラ

#クリシュナマチャリアの教え