ヨガと暮らしの記録

東京でヨガを学びながら、子育てをしています。

Upanisat

先週末はひさしぶりにジョーティでのお勉強。

朝から夕方までジョーティの空間に癒されながら

VedaのひとつであるUpanisatのほんの一部を学んできました。

 

今回勉強したのはTaittiriya Upanisatのひとつである、Bhrguvaliのお話。

インドからはるばる来日してくれた先生は、

サンスクリット語一つ一つの言葉意味やチャンティングを本当に丁寧に教えてくださいました。

Bhrguvalliのチャンティングは本当に心地よいリズムで、

初めて詠唱をきたわたしにもスーとなじんできた。

 

Vedaに書かれている内容は遥か遥か昔から、

インドの人々に大切にされてきた教えばかり。

 

人が生きる為にはたくさんのものにサポートされていて、

私たちに生かされているという謙虚さを与えてくれる。

 

呼吸をすることや、食べることはそれ自体が生きる為に必要で、

すごくすごく大切なこと。

 

そして、それらか自然の中でちゃんと循環していて、

取り入れたものから新しいものが生み出されて、

そしてちゃんと消化される。

 

私たちが口にしたものが、血となり肉になる。

そうして、身体が作られて、

不要になったものはちゃんと消化されて最後は土に帰っていく。

 

空気だって、

私たちが排出した二酸化炭素を自然の植物たちがちゃんと吸収して、

また新しい酸素を作り出してくれる。

 

地球がくるくる回っているみたいに、

いろんなエネルギーがくるくる循環している。

 

そういうことがちゃんと、知識としてVedaには残されている。

 

ヨガの勉強の中に登場するいろんな言葉のコンセプトは、

どれも美しく、キレイな言葉ばかり。

 

これは今回先生が話してくれたことで、

インドの考え方では心の中に空間があってその中に蓮の花があるって教えてもらった。

 

 

小さい頃、

お月さまにはウサギがいて餅つきをしているんだよなんて、

いつのまにか大人になったらそんなことを忘れてしまうけれど、

インドにはそういうコンセプトがたくさんあって、

光だとか空間だとか、水だとか、

そうやってたくさんのものを大切にしているんだなって。

 

やっぱりインドが

好きだなぁと思いました。

 

ゴミだらけで、騒音がうるさいインドからは到底想像できない部分だけど、

そのギャップがインドの魅力なんだなぁっとつくづく思います。

 

 

今回のお勉強はもう少し復習したら、またまとめてUPします。

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