出産と産後の話。
息子が産まれてはや3週間。
長い人生で見ればたったの3週間。
されど3週間。
私には手探りの一日一日を積み重ねて今日があるという感じです。
病院は産後すぐから母子同室できる病院を選択。
医師介入による事前の会陰切開はせず、
裂傷した部分だけ縫合してもらいました。
出産を見届けたあと、すぐ旦那さんは空港へ。
母親に付き添ってもらい病室へ。
そんな母も1時間ほどで病院を後にし、
さて、息子と2人きり。
喜びの半面、不安もないわけでなくて、
でもなんとかなるかと。
お乳を一生懸命に吸っている息子の姿が愛おしくてたまらず、
よし母ちゃんもがんばるべしと、
陣痛で眠れなかった身体に鞭を打って頻回授乳。
入院期間中は2時間、3時間置きなんて教科書のようにはいなかくて、
1時間、30分ごとの授乳。
吸い終わってゲップをさせたと思ったら、また泣き出す。
おむつかな。お乳かな。
結局、初日も、2日目もほとんど寝る間もないくらい。
唯一、病院の助産師さんに連れられて、
検査や沐浴に行くタイミングだけが休息のひととき。
お母さんってこんなに忙しいんだと思いながら眠い目を擦っては、
お乳、おむつ、だっこの繰り返し。
授乳回数が20回を超えることもざらにあった入院生活。
見かねた助産師さんが、2時間預かってくれたりもしたけれど、
迎えにいくと泣きわめいている我が子を見ると、
なんだか胸が苦しくなって、がんばらねばと。。。
苦労の甲斐があってか、生後2日目からは赤ちゃんの体重も上昇。
息子がお乳を吸い続けてくれたおかけで、
私自身の母乳の出もよく、退院も一日早めてもらいました。
お母さんもよくがんばったねの助産師さんの一言に感謝しながら、
今度は自宅での育児スタート。
母乳だとどれくらい飲んでいるかわからないし、
なかなか教科書のように3時間毎の授乳にはならず。。。
赤ちゃんの飲みたい量とお乳の出る量が一致するまでには、
少し時間がかかって、ミルクのようには腹持ちも良くない。
息子が寝たタイミングでインターネットでいろいろ調べたりしながら、
自分なりの情報収集。
母親世代の育児と今の育児では、
いくつも違う点があって、何が良くて何が悪いのかよくわからない。
だからこそ、
自分なりにいろいろ勉強して実践するしか無い。
退院後1週間の検診で息子の体重も順調に増えていて一安心。
そんなこともつかの間、今度は生後2週間目からオムツかぶれ。
小さなプツプツがいくつかお尻に出来ていて、
どうしたことか。。。
病院ではパンパースの紙おむつ。
冷たくてかわいそうだからという理由でお尻ふきは使わず、
コットンをお湯で湿らせたものを使用。
ただ、入院中に5、6回だったうんちは退院後10回以上に。
おしっこも一日、10回以上。
帰宅してからは、布・紙おむつの併用。
夜だけ紙おむつ。
どうも夜のうちにカブレが酷くなっているよう。。。
とりあえず、うんちの量が多い時はそのままお湯で洗うことに。
そしてその後、保湿代わりに馬油を塗ってあげて。。。
オムツはパンパースから他社メーカーに変更。
その甲斐あってか、赤みが引いてプツプツも少し減ってきた。
けれど、まだまだ試行錯誤する毎日が続いています。
どうせ布おむつを洗うんだからということで、布のお尻ふきを作成。
お湯も殺菌効果のある番茶に変更。。。
まだまだこれからもいろいろ勉強して実践する日々が続きそうです。
それでもあと少しで一ヶ月かと思うと、
出産時よりも大きくなった息子をみて感慨深いものが。
育児は本当に積み重ね以外のなにものでもないんだなと
母になってようやくわかるようになりました。
とは言っても、
まだまだ息子が成人するには先は長いぞーっと思いながら、
また一日一日を重ねて行くんだなと。
3週間経ってようやく授乳間隔も2、3時間に。
これから大きくなる息子の成長が楽しみです。